石のれん

新着情報

2025.10.31パズル

パズルのような現場があります。

 

公営墓地のように大きな通路で、整然と区画された墓地なら頭を悩ませなくても良いのですが、クレーンの切り返しができないくらいに曲がりくねっていたり、運搬機が通らないくらいに狭い現場だと、さてどのようにして駐車場と現場を結んだらいいのか、いろいろなことを考えます(とくにずいぶん昔に建てた墓じまいの案件だと、超難問の場合が多いです)。

 

切り返しができないことが問題ならば、要所要所に回転盤をしつけたり、何段かの階段を通過させるのが問題ならば、大きなカニクレーンで小さなカニクレーンを吊ることを考えたり、それでもダメなときは、建設現場などで見かける大型のラフタークレーンをオペレーター付きでチャーターしたり、と。

 

今回は、人の通るのがやっとの狭い通路で、広い敷地から3列目に奥まった墓地。普段使いのカニクレーンでは微妙に届かない距離なので、さて困った。

ラフタークレーンを検討して、クレーン屋さんに現場を見てもらったところ、どんなに大きなクレーンを使っても無理とのお返事です。

編み出した答えは、弊社では初なのですが、アクティオさんから5段に伸びるカニクレーンをレンタルして、建てるというもの。

おかげさまでうまくいきました。

 

福聚院加工画像

◀ 前のページに戻る